NACS-J自然観察指導員とは、地域に根ざした自然観察会を開き、自然を自ら守る仲間をつくるボランティアリーダーとしての日本自然保護協会が主催する資格です。
　NACS-J自然観察指導員になるには、財団法人日本自然保護協会が主催する養成講習会の全日程(2泊3日)に参加しなければなりません。講習会の参加資格は18歳以上で地域の自然観察会活動をすすめる意欲をもっている人で、講習会の参加費は約2～4万円となっています。

資格種類

民間資格

合格率

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受験資格

１：登録申請時に満１８歳以上の方
２：地域の自然観察会活動を進める意欲を持った方で、自然観察指導員国集会の全日程を受講できる型
３：ＮＡＣＳ－Ｊの普通会員である事（登録申請時同時入会の場合も含む）

試験内容

【１日目】
１：野外実習「森を通して自然の仕組みを見に行こう」（マクロに自然をとらえる、名前にこだわらない自然観察会など）
２：室内講義「自然保護を考える」（なぜ今自然保護か、自然保護の考え方、自然保護の目的など）

【２日目】
１：野外実習「地域の自然を理解しよう」（地形・地質、植物、動物、地域文化など分野ごとに地域の自然を特徴づけているものを知る）
２：野外実習「自然観察のテーマを考えよう」（自然のしくみ・人と自然とのつながり・五感を使った自然観察など）
３：室内講義「自然の観察」（自然保護教育と自然観察会、指導員の役割と理想像、自然観察会の実際など）

【３日目】
１：野外実習「自然観察会のテーマ探しとプログラム作り」
２：野外実習「実際に自然観察指導をしてみよう」

試験日

毎月数回行われているが、地域にばらつきがあるため要問合せ

試験地

東京、埼玉、千葉、秋田、神奈川、福井、京都、新潟、鳥取、大分など

申し込み先・申し込み方法

（財）日本自然保護協会　教育普及部
〒１０４－００３３　東京都中央区新川１－１６－１０　ミトヨビル２F
℡０３（３５５３）４１０５（教育普及部）/Ｆａｘ０３（３５５３）０１３９

受験料

１５，０００円～２５，０００円